感想・月組『夢現無双/クルンテープ』
行ってまいりました~よ〜〜~!!! それにしても久々の宝塚劇場、なんだか緊張したな、、、笑
わたしが観に行った時は、れいこさんショーだけの休演で夢現無双には出演されてましたが(・・・時空がバレてしまう(;^ω^))、どこかをかばっているような走り方が少し気になっていました・・・お願いだから、千秋楽と美弥ちゃんさよならショーまでには復帰できますように、、、!
さて、今回はあえてさらっと感想に残します~~~
『夢現無双 -吉川英治原作「宮本武蔵」より-』
TRUMPシリーズでネタばれ控えてたからか、できるだけネタばれはしないように、美弥ちゃんのカフェブレ映像(と、バガボンド)だけをインプットして行ってまいりました。(カフェブレ至高すぎた~~~~!)
結論を先に言うと、うん。そうなるよな、って感じ。あのボリューミーなお話を手短にまとめると、、、うん、そうなるよなって感じ。(2回言った。笑)
個人的にバガボンドで予習してってたおかげで、わりと平坦でこの物語の山場どこ?なお話でもなんとかついていくことができたな~~と思いました。だからバガボンドありきというか。ちゃんと原作「宮本武蔵」を読んでたら、それありきになってたはずです。 わたしのなかの基準がバガボンドなせいもあると思うけど、全体的にお話が浅く感じちゃって・・・そもそもこの話を1時間半でまとめるのが無謀なんだろうけど、、、、って思いながら見てました。
もっと深堀ってほしい人物とかストーリーとかたくさんあったし、バガボンド並みに感情を揺さぶられるの期待してたのに、あっさりすぎて拍子抜けしました。これはバガボンドじゃないと思いつつも、大筋はだいたいあってるからどうしても切り離せなくって・・・、「あ!このお話号泣するやつや準備しとこ〜〜、、、→えっ終わり??」みたいなのが何度かありましたね。笑
バガボンドのなかで一番好きくらいの植田さんを演じるれんこんくんをかなり楽しみにしてたんですけど。植田、モブ中のモブすぎて、、、うそでしょ、、、、(+_+)って思いました。れんこんくんのビジュにも雰囲気とマッチしているからなおさら残念で残念で。
その一方で、吉岡清十郎様のありちゃんが予想外に似合ってると思いました。配役でたときは、わたしのなかの清十郎様とイメージと全然違うんだけど!!!とか思ってたけど、似合いすぎだよ!!!!ごめんなさい!!!! はんなり京都弁?もとても良い(好き)し、遊び人な感じもにじみ出てました、、、それだけに実はめっちゃ強いこととかさ、伝八郎との兄弟の話とか、ちゃらんぽらん風装って実は吉岡の家とか門下生のために裏でいろいろ始末してる話とか、深堀ってほしかったよ、、、、
美弥ちゃんの小次郎はもう文句のつけようがない、、、大変麗しかったです、、、(いつもの通り贔屓フィルター全開です。笑)見目麗しいお姿と、登場する度に流れるパイプオルガンの音が似合いすぎていて、、、あれ、神という名の美弥るりか様に会いに教会に来たんだっけ??って思いました。(?) いつもはぱっちりな目なのにあそこまで切れ長の目にみせる役作りに脱帽です、、、切れ長の目も素敵でした。からのどや顔が絵になること!!!さすが女たらしです、、、(女たらしてるシーンもっと欲しかったー!!!!笑)
最初から最後まで芯の通った小次郎がかっこいい。心が弱い武蔵との対比がくっきりとあったように思います。ただ、そうだからこそ、最期のあっけなさに別の意味で涙がでそうでしたが。
ほかにもいろいろ不満がありすぎているけど(だからどう言葉にしようか悩んで、文字にするのにすごい時間がかかってしまいました、、、m( )m)
でもね、この物語にどこか物足りなさを感じた方!!今回の配役を頭に入れて、バガボンド読んでみるとめっちゃ面白いはずなので、ぜひおすすめです。より泣けますよ、、、!!!!
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『クルンテープ 天使の都』
こちらは先ほどと一転、楽しかったー!!!わたし的にGato Bonito!!ぶりのレビューで、めっちゃテンションあがりました!!!!
タイのきらっきらな感じが舞台映えしまくりで目が楽しかったです。キラキラと色合いでパワーもらえて、やっぱ宝塚はこうでなくちゃー!!!って思いました。
アジアンアイドル?サイケデリックな感じが個人的には好きだったし、アイドル味前回のさくらちゃんもぴったりはまってるように思いました。その方向性、ありです。笑
初めての客席降りにも遭遇できて、感激・・・!!いちばん版後ろの隅っこまでも来てくれるんですね!!!やっぱレビュー好きだ、、、そんであっという間すぎです、もっと見たかった、、、
やっぱり前回エリザベートに引き続き、れんこんくんが目線泥棒でした。ほんと好きなお顔だなぁ、、、タイショーにぴったりなお顔立ちだ思ってたけど、その通りだった!!
そして、美弥ちゃん。いろいろな場面があったけど、美弥ちゃんの東洋の王子のような雰囲気大好きマンとなりました、、、おかしいなさっきまで日本人だったのにな、、、ほんとに同一人物なの、、、でもどの雰囲気にも自分をちゃんと持ってる美弥ちゃんとても素敵でした、、、
いろいろぼやきましたが、結論、タカラジェンヌとしての美弥るりか様を最後に観ることができて、もうそれだけで感無量でした〜〜〜!!千秋楽LVは観に行けない自分を呪いたい、、、(何回目。笑) 美弥るりか様御本人様はもちろんだけど、美弥ちゃんの創り出す世界のファンなので、これからもその世界観の表現者として活躍されることを願っています、、、!!
あと10日、、、無事に大千秋楽を迎えることができますように。
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