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【TRUMPシリーズ・初観劇】『SPECTER』初めての当日券チャレンジとますますこじらせる繭期

 

先日、初めて当日券チャレンジしてきたんです、、、!!ためらうことなく行動に移した自分の行動力を褒めたたえたいです。正に、行動力の限界突破・・・!!!

TRUMPシリーズ初演より10周年を記念して、先日まで下北沢、本多劇場にて再演されていました。 はじめての繭期(略すと「はじ繭」らしいです。なんとなく既視感。笑)で放送された頃にはとっくにチケットは完売状態でほぼあきらめていたのですが、当日券があるというのを聞きつけ、いてもたってもいられず、行ってきちゃいました。

 
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当日券は補助席といえど、なんと前から4列目という神席。ちょっと座高低いから見えない部分もあったんですけど、もうTRUMPと同じ空間にいれるってだけで満足でございました。

あと、正直劇団patchって全く知らなかったんですが、関西版D-BOYSというのを劇場で買ったパンフで知るという・・・そりゃ女性が多いわけですね。最初TRUMPシリーズってこんな女性(しかも若くてギャル率高め)に人気だったの?!?!って思ってたけどとんだ勘違いでした。(こんなに仲間がいるんだと喜んでたのに。笑)しかも劇団patch所属の彼ら、刀剣男子だったり2.5次元舞台に出演してたりだったりするから、そりゃ女子率高いわけです、納得です。

そんな中、わたし的にはひっさしぶりのキャスト目当てじゃない観劇。なんかとっても新鮮な気持ちで、いつもとは違う緊張感。そしてこんなにも客観的に全体的に観れるのか~~~!!!と思いました。

でもTRUMPシリーズって必ず話ごとに推しができがちなんですよね、、この公演でももちろんできました。クランから脱走したスペクターのひとり、サトクリフくん。はじ繭のときはそんなの思わなかったけどな・・・キャラ、言動、動きがわたし好み過ぎた、、、少女漫画でいえば生徒会副会長タイプもしくは執事タイプなのですよ、、、(毒舌敬語キャラ的な。笑)シリーズ通しても、クラウス、ゲルハルト様についで好きなキャラとなりました。彼の行く末を知っていても好きだ、、、

(ヒューゴ役の方のアカウントですが、このお写真が1番好きです・・・受け顔・・・)

とは言え、TRUMPシリーズを通して、わたしはクラウス神推しなので、登場すると目が離せないんですよね。後光が差してるシーンが美しすぎて、哀しすぎて。今でも目に焼き付いています。後半はほぼ泣きっぱなしだったので、顔面ボロボロになりながらも目を離せず、見つめていましたら。とてもとても月並みのことを言いますが。絶対長い時間目合ってた・・・あのTRUMPと目が合ってた・・・(と信じてるヲタクあるある。笑)あの時間だけで、もしクラウスさんが教祖の宗教があれば問答無用で信仰します~~~って思いました。(ちょろい。)

あとはじ繭のおかげで話の大筋は知ってるから、この場面のこの人の表情見とかなきゃ!!!っていう使命感を背負い、TRUMPシリーズ特有の話の奥行まで存分に楽しめました・・・!あとは追加された演出に狼狽えたり、結末をしってるからこそフライングで泣いてしまったり。笑

でも画面から観るのと直接観るのは全然違いますね、肌にも感情あったんだね、みたいな。(???)鳥肌たちまくりの演出だし、いいタイミングで素晴らしい音楽流れるし!!!トドメに「♪ライネス」流れるし!!!!五感を超えて六感までも刺激される舞台でした。

キャスパレの映像が公開されたのでそれを観て感動してたけど、実物はまた全然違いました。どちゃくそ感想したぁ〜〜劇場に入ったらボヤか??と思うくらいスモーク焚かれてて、すごい演出凝ってるやん~~と思ったけど。一見ネブラ村の怪しい雰囲気を醸し出すためなのかと思いきや、そのスモークのおかげで照明が柔らかくなってより美しく感じるんですよね!!!もう一瞬一瞬が芸術品のよう!これは映像では全く分からなかったので、現物を観に行けて本当に良かったと思いました。もはや末満さんの作り出す世界に住みたいよ、、、

https://www.youtube.com/watch?v=CrXlntc9-Ko

初演からはキャストを変えてということで、賛否両論あるらしいけど、わたしは別になんにも思わなかったです!むしろ良かったと思うくらい。クラナッハさんが前より若い印象だったし、ノームも少年になってて全体的に若返ったな〜と思いました。でも時間軸的にはいい感じじゃないかな〜〜〜とも思ったり。 前回石舟役だった方がシャド役だっていうのだけその場で気付いて、観ながら「石舟がシャドだと、、、!?!?!ぐぬぬぬ・・・」(ネタバレ都合により割愛)って思ってたけど、終わってから確認すると結構シャッフルされててびっくりしました。少しピックアップしただけでもクラナッハさんが石舟で、ヒューゴが臥萬里で、臥萬里がクラウスだったんですね。シャッフルのおかげで変化も楽しめるし、観てるこっちもすごいいろいろ考えさせられました!楽しかった、、、

それにしてもLILIUMを観てから行ってよかった。。。だから余計に泣けたのもあります。もうクラナッハさんが花の名前を挙げてくだけで泣けるしさ〜(名前を挙げる順番が罪。)、クラウスがリリー(ユリの花)を持って話してるだけでも泣けるんですよね。 今回の観劇で、ほんと、、、クラナッハさん、、、良かったよね、、ってなる事実も発見しましたし、、、わたしの理解力が乏しいおかげで何度もアハ体験してます。いや、喜ぶべきなのか?!ってとこですが。笑

カテコの演出、2回目には劇中で亡くなった人物が仮面付けてでてきたときは、ほんとぞわぞわしました。しかもカテコもちゃんと役になきっておられるから全く笑顔ないんだな、徹底されておる、、、

2時間ぶっ通しのストレートで、一秒たりとも見逃すか~~!と意気込んで、あんな集中力発揮したのはいつぶりだろうってくらいな時間でした。あっという間だった・・・あっという間すぎて、もはや瞬きも惜しいと思いました。そしてこんなに涙流した舞台ないよ、、、!心がしんどすぎた〜〜〜見終わった後は放心状態でぼーっと電車に乗って、ぼーっとカフェでお茶してました。笑

そんなぼーっとしている間になんでTRUMPにはまったんだろうと原点に立ち返ってみたんですけど。シリーズを何度か観て、自分で推理するように事実や関係性を紐解いてくと、無数にちりばめられた伏線が回収されていき、またそこから物語が出来上がってくところがなんともやめられないんだと理解しました。いくら残酷でも、足を踏み込んでしまうんです。というか最近TRUMPシリーズで耐性をつけたのか、残酷慣れしてきました。(おい)

とりあえず、戯曲集「SOPHIE TORILOGY」を購入してきたので、文字でもこの世界を噛み砕いていきたいと思います。用語集もついててとてもありがたいんだ。(インスタにあげた分厚い本です〜〜)

そしてちょろっと戯曲集読んで思いました。TRUMPは課金型コンテンツだなぁと、、、なのでTRUMPへの愛故に、先日のネタバレ記事は削除しました。もちろん繭期仲間を身近に作りたい気持ちもあるけど、でもやっぱりお金だしてちゃんとした形で観てほしいから!!!!!わたしもネタばれとかは今後しないでおこうと誓いました。

DVD買うべきか、、、BOX発売を信じて待つべきか、、、悩ましいです、、、 [itemlink post_id="3488"]

この勢いでCOCOON、、、わたしそれぞれ1回ずつで内容を理解して、それでいて生きて帰れるのだろうか、俄然不安になってきた、、、

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